天然の綿、そのままの色が美しい
オーガニックコットンでできた小物入れ 「KOMONOIRE」
2022年度には <年度テーマ「東日本大震災からの復興」につながる商品>のカテゴリーにおいてソーシャルプロダクツ賞を受賞!
KOMONOIREのコンセプトは着物
まるで着物のように平面が立体になる袋
マチを広げるとしっかりと自立
入れるモノに合わせて折り方を変えて高さを調整
小物・衣類を入れて旅に出かけたら、旅先では小物入れに変身
シンプルだからおうちの置きたい場所にどこでも置いて使える
ふきんを洗うように気軽にお洗濯
アイロン不要、でもぴしっとさせたければ、アイロンも平面だから簡単
使わない時はたたんで収納
使い方はその人次第
子どもにKOMONOIREを立体にしてもらいました。
まず袋口を外側に半分に折り
さらに半分に折り(ここで上を少しだけ折り返すと高さのある入れ物に)
少し整えたらKOMONOIREのできあがり
食べ物はそのまま入れても良いし
ナプキンやシートを1枚しくと汚れにくい
入れたいものに自由に使ってみてください。
KOMONOIREができるまでの物語
きっかけはグルテンフリーパン
重度の小麦アレルギーだった小さな娘に少しでもおいしく楽しく食べてほしい
そんな思いからグルテンフリーパンを焼き始めました。
それ以来、我が家ではグルテンフリーの食卓が日常になりました。
温かいパンが並ぶ食卓を、食べ物だけではなく、小物でも楽しく彩りたい
和食器にも洋食器にも合わせられる布小物を作りたい、と思い立ち
まずはパンを入れるバスケットを作ってみることにしました。
オーガニックコットンを選ぶ理由
食べ物にも安心して使える小物入れにするため
生地はオーガニックのものに絞って探していたところ
オーガニックコットンのメーカーであるアバンティさんの生地と出会いました。
オーガニックコットンの生地を見て、触れた時
その優しいエネルギーに、糸一本一本が持つパワーを改めて感じました。
この特別なコットンの中から、厚みとハリのある帆布を使うことにしましたが
オーガニックコットンの帆布は、今まで見てきた帆布とは全く異なるものでした。
しっかりと丈夫なのにゴワゴワした感じは皆無。
逆にずっと触っていたくなるような、ふんわりとした温かみがあります。
きっと手にした瞬間に、その特別な風合いを感じて頂けると思います。
アバンティ社のオーガニックコットンについて→ https://avantijapan.co.jp/
通常、綿花の栽培には人体にも環境にも有害な農薬や化学肥料が非常に多く使われています。
一方、オーガニックコットンは、これらを3年以上使わない農地で栽培されています。
また、アバンティ社のオーガニックコットンの製品は、栽培から縫製まで、すべての製造工程においても
化学薬品の使用による健康/環境への負荷が最小限に抑えられ
労働の安全や児童労働といったことから働く人の環境を守って製造されています。
オーガニックコットンを選択することは、コットンに関わって仕事する人々と地球環境を守ることにつながります。
赤ちゃんからお年寄りまで安心して使えて、大地のエネルギーが感じられる心地よい素材
積極的に使わない理由はありません。
オーガニックコットンの栽培から製織まで → https://avantijapan.co.jp/organic-cotton
縫製は東北のグランマ達による手仕事
縫製は、アバンティさんのソーシャル事業の一つである、東北復興支援のプロジェクト
「東北グランマの仕事づくり」を通して、東北で縫製に携わっている方達が手がけてくださることになりました。
「東北グランマの仕事づくり」とは、復興に向けて長く寄り添うことを目的として
震災の影響を受けた地域の方達の仕事を創出するためにアバンティさんが行っているプロジェクトです。
このプロジェクトは、「代受苦者*」の精神で取り組んでいらっしゃるとのこと。
「代受苦者」とは、仏教の言葉で“本来自分が受けるべき苦しみや悲しみを自分の代わりに受けてくれた人々”のこと。
このような方達のために、企業が今できることをやるという姿勢で取り組まれているそう。
KOMONOIREをこのプロジェクトを通して製作していただくことで、ただの小物入れではなく
製作に関わってくれているすべての方達の気持ちが込もった特別な小物入れになるのだと思うととても嬉しく思います。
東北グランマの仕事づくり → https://avantijapan.co.jp/social-business/grandmaproject
畑の綿花から糸に、糸から布に、そしてKOMONOIREに
「人・環境にやさしいエシカルな商品を作り、提供すること」は
グルテンフリー・トリーツが大切にしている価値の一つです。
KOMONOIREシリーズも、このコンセプトのもと、地球や社会にポジティブな変化をもたらす、
小さくも確実な一歩となることを願って企画したものです。
そして、たくさんの人と手仕事のつながりによって形になりました。
このようにしてできたKOMONOIRE、ぜひ実際に手に取って見てください。
素材の柔らかさ、縫製の美しさに、丁寧な手仕事を感じて頂けると思います。
初めて庭で栽培してみたコットンに花が咲いた様子。コットンの花は、1~2日しか開花していないので、見られるのは幸せな瞬間。
庭のコットンがふわふわの綿になって収穫した様子。
日本オーガニックコットン協会(JOCA)の基準に従って作られた、安心の品質のオーガニックコットンの製品です。
ギフトボックスとしてのKOMONOIRE(写真はKOMONOIRE No.2)
ふたを好きな形に整えて、ラッピングも完了!(写真はKOMONOIRE No.2)